家賃をいくらに設定するか決める

どんな部屋に暮らす?

これから自由な一人暮らし、夢描くのはフローリングにロフト、壁が白くてウォークインクローゼットがあって、おしゃれなところがいいな・・・とこれからの自分の暮らしを想像しにんまりしている方もいるかもしれません。
しかし現実には費用と理想を天秤にかける必要があるので、思うとおりに行かないのが賃貸物件選びです。

親御さんが家賃を出してくれるという方は、理想的な部屋を用意してもらい夢に近い暮らしが出来るかもしれませんが、一般的に社会人で一人暮らしをするという事は、「独り立ち」するという事ですし、学生さんで一人暮らしをする場合は、年100万円以上の学費がかかっているのですから、親御さんだって通常、それほど高い家賃のところを選択させてはくれないでしょう。

一人暮らしし始める時だけ、費用が掛かるという事ではなく、毎月家賃がかかります。初期費用として敷金や礼金、それがなくても前家賃がかかりますし、家電製品購入、生活用品購入など、思ったよりもずっと費用が掛かるのです。
こうした初期費用を親御さんが負担してくれるとしても、家賃はこれから自分がやりくりしていくのですから、どの位の家賃にするか、真剣に考える必要があるのです。

暮らしたい部屋の家賃相場

一人暮らしではワンルーム、広くて1DKで十分です。ワンルームの家賃の全国平均を見てみると、だいたい55000円から60000円くらいです。
しかし地方であればこれよりも安く済むこともありますし、首都圏など都市部ではこれ以上にかかるところの方が多いと考えておくべきです。

今はセキュリティなどを男女とも考えて物件を探す方がいいのですが、特に女性は防犯という面をしっかり考えて物件探しをする方が安心です。
暮らす地域、環境、そして家賃の面などを考慮し、物件を検索して句といいでしょう。

一般的に収入の3割?

ワンルームに暮らすという事を考えると、家賃相場は55000円位です。
新卒のお給料を考える時、家賃相場が55000円位という事はだいたい、収入の3割程度の家賃物件というのも納得です。
自分が希望する物件がこれ以上となる場合、他の費用を削らなくてはなりません。

しかし一人暮らしし始めのころは、生活費の使い方などもよく理解できておらず上手にやりくりできるかわかりません。
余り高いところを選ぶのではなく、最初は家賃を考慮して物件を探す方が安全です。
低めのところに暮らしていれば、生活に慣れてくると貯蓄も少しずつ出来るようになっていきます。
年齢を重ねれば転勤、結婚なども出てきますので、その時、別の物件を考えていけばいいでしょう。