一人暮らしにかかる初期費用

男女の差はあまりない

一人暮らしをするという事は、これまで生活してきた中で、生活に必要なものをそろえなくてはなりませんし、物件を借りるという事は敷金礼金などのお金、そして引っ越し費用などもかかります。
進学で、また就職で一人暮らしを始めるタイミングは人それぞれですが、学生であれ社会人であれ、男女の差なく、一人暮らしに必要な費用はほぼ、変わらないと考えていいでしょう。
初期費用については、賃貸物件の費用、引越費用、そして家電製品等の生活必要品がかかります。

ワンルームで暮らす場合の費用

一人暮らしで妻帯者がいるという事ではないので、ワンルームに暮らすという事を前提に賃貸に対する初期費用を考えてみます。
まず物件は不動産業者に仲介してもらう事が一般的なので仲介手数料がかかります。
仲介手数料は一般的に家賃1ヶ月分くらい、またほとんどの物件が前家賃を取るか日割り計算するので、前家賃1ヶ月分として計算します。

次に賃貸物件に暮らす際、火災保険への加入を考えておく方が安心なので、この費用に10000円から15000円くらいと見積もっておきましょう。
敷金礼金がないところもありますが、敷金礼金がある物件だと敷金家賃の2ヶ月分、礼金家賃の2ヶ月分と考えて費用を用意しておく方が安心です。
最近は礼金を取らないところもあります。
鍵の交換ですが、しないところもありますが、女性は不動産業者に話をして鍵を交換してもらう方が安心なので、この費用も10000円プラスしておきます。

55000円の物件の場合、前家賃55000円、敷金礼金合計が4ヶ月分として55000円×4ヶ月で220000円、仲介手数料が55000円、火災保険に15000円、鍵の交換に10000円、合計すると355000円です。
一人暮らしでワンルームを選ぶ際の相場55000円で計算した場合なので、家賃がこれよりかかるところはさらに高くなります。
特に都市部はワンルームでも7万円くらいかかる地域がありますので、物件に関してかなりの費用が掛かると考えておくことが必要です。

引越費用はどのくらい?

引越費用を抑えるポイントをまず知っておくべきです。
家電製品や生活に必要な用品は、賃貸物件に引越してから購入すべし!という事です。

引越前に色々なものを購入してしまうと引越代金が高くなります。
また平日引越を行うという点と、早めに予約するという事も忘れないようにしましょう。
一般的に引っ越し荷物が少なければ45000円位、多いと50000円くらいかかります。

生活用品の購入費用

生まれてからずっとテレビがある生活をしてきている現代人ですから、まずテレビは必須でしょうし、冷蔵庫、また一人暮らしに欠かせないのが電子レンジ、これがあるとナイトでは大きな違いがあります。
洗濯器、掃除機も必要となります。
最低このくらいの家電用品が必要ですし、その他生活用品としては布団、食器、カーテン、タオル、洗剤やシャンプーリンスなどのこまごましたものまで含むとかなりの金額になります。
最近は一人暮らし用の家電セット用品などもありますので、なるべく安い物を購入するとして、それでも20万円位はかかると計算しておきましょう。

初期費用は低くて60万円位

家賃が相場程度の55000円のところで、低く見積もって60万円位は必要です。
通勤に利用する自転車やミニバイクなどを購入すればこれにプラスされますし、家電製品も便利に暮らそうと思うほど費用が掛かります。

まずは必要最低限にそろえて置き、収入に余裕がある時、必要と感じるものをそろえていくという方がいいでしょう。
いずれにしても一人暮らしの初期費用はかなり掛かるものです。
予算を決めてしっかり計算し、準備していく事が重要です。