一人暮らしの必需品

本当に必要な物を理解する

初めて一人暮らしをするとなると、一人だけの自由な暮らしに心が弾み、一人暮らしに必須なものを見逃しがちです。引越当日は荷物を移動させ、運び込むことで精いっぱいです。

引越業者さんに梱包から運送、さらに荷ほどきまでしてもらうのならいいのですが、荷ほどきは自分で行うという方がほとんどです。荷物をほどいて必要な物から所定の位置に配置してなどと作業していれば、あっという間に時間がたちます。今はコンビニもあり、24時間営業しているスーパーもありますので、ない物は購入すればいい話ですが、初日から暮らしに必要なものをしっかり用意しておきましょう。

初日に必要なものとして

一人暮らしの引越当日でも絶対に必要になるものとして寝具、カーテンがあります。

引越で物を運んだり車で長い時間移動するなどして疲労しているはずです。寝具をセットしておけば、荷ほどきは明日にしてもすっと寝られます。曇ガラスの窓ならまだいいのですが、透明なガラスの場合カーテンがないと外から室内が丸見えです。そのため、カーテンは初日にセットする方が安心です。

また照明器具がついているお部屋ならいいのですが、下見の際、照明器具がついていないようなら買っておいて初日、時間が早いうちに付けておきましょう。電気が通っていても照明器具がないと夜真っ暗です。寝る前にはお風呂に入って寝たい!でしょうから、お風呂の掃除セットとシャンプー、ボディシャンプーなどの浴室セット、さらにトイレは即利用したいのでトイレットペーパー、トイレ掃除用具なども初日に必須です。

インターネットができる環境を

このページを読めている時点で心配も不要ですが、パソコンやスマホでインターネットができる環境は整えておきましょう。

一人暮らしを始めたての頃は、自炊や洗濯の方法、税金の納め方に至るまで、とにかく解らないことだらけです。そのため、手軽な形で情報収集ができるインターネット環境は、一人暮らしの生活において必須とも言えます。

とはいえ、インターネットの契約プランによっては通信費がかさむため、収入に不安がある人は、なるべく安価な形でインターネットを使うようにしましょう。現在は、喫茶店や駅に無料のWi-Fiスポットも点在してますし、家電量販店でも安価な格安SIMが売られているので、節約に苦労はしないでしょう。

ただし、ほとんどの格安SIMの契約にはクレジットカードが必要となるため、一人暮らしを始めたばかりでカードを持っていない人は注意が必要です。

参照:【公式】BIC SIM|ビックカメラの格安SIM

その他一人暮らしに必要なもの

初日に必要な物を抑えたら、次に一人暮らしの日常に必須なものを確認します。

家電用品としては、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、掃除機、テレビ、電子レンジなどです。最近は冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなどが賃貸物件に備え付けという所もあります。これもお部屋を決める際に確認しておく方がいいでしょう。

一人暮らしで利用するテーブルは時に勉強机になるものであり、食事をするところであり、くつろぐところでもあります。どんなことをするにも使い勝手がいい高さ、大きさのものを選択すると便利です。

キッチン用品としてはフライパン(冷凍食品類を温める時にも便利なので20cm程度のものを準備する)、直径18cm位のお鍋(何を作るにも一人の生活で困らない大きさです)、やかん(最近はすぐ沸騰するポットがありますが、停電になった時などカップラーメン、非常食を作る際にお湯が必要なことが多いので夜間も必須です)、包丁、まな板(お料理しない方も持っておかないと果物などを貰った時などに困ります)、台所洗剤、スポンジ、食器などです。

キッチン用品として絶対にあるといいのがカセットコンロです。お鍋をするときなどにも便利なのですが、カセットコンロは災害にあった時必須です。

一人暮らしの物件は最近多くがガスコンロではなく電磁調理器となっています。そのため、カセットコンロなどがないと停電した時、食べるものに困る事もあるのです。カップラーメンや袋めん、レトルト商品などは一人暮らしの方のお助け食品となるはずですが、災害の時にも役立つものです。カセットコンロがあればお湯を沸かしたり、レトルトを温めるなどに利用できますので、一つ、防災用としてでもいいので持っておく方が安心です。

衛生用品はバスセットのシャンプー、リンス、ボディーソープ、ハンドソープなど、またバスタオル、フェイスタオルなども替えを含めて3枚から4枚準備しておくと安心です。歯ブラシ、歯磨き粉、コップ、さらにお風呂、トイレの掃除用品は当日から利用するものとして別にしておくといいでしょう。