気になる物件を下見する

周囲の環境も大切

今はスマートフォンからもパソコンからもインターネットを通じて、賃貸物件の間取りや地区年数、環境などを知る事が出来ますし、各部屋、設備などを写真で確認する事が可能なので、物件をみなくてもいいや・・・と思う方も少なくありません。
しかし、できれば自分が暮らすかもしれない物件ですから、しっかりその目で物件、また周りの環境を見ておく方が安心です。

写真ではきれいな物件でも実際にいってみると、あれ印象が違う?と感じることだってあります。
賃貸物件の下見は、これから自分が暮らすかもしれない地域を見ることにもなりますので、いけるようなら必ず下見をしておきましょう。

下見に行く前に準備したい物

ただ手ぶらで物件を見に行くのではなく、物件をしっかり確認、比較検討するために、持っていくべきものがあります。
筆記用具、メジャー、チェックリスト(物件を見るポイント、自分が譲れない条件を書いておく)、物件情報(パソコンでダウンロードし印刷していくか、不動産業者さんからもらう)、メモ帳、そしてデジカメです。

スマートフォンがあればデジカメの代用となります。
メジャーは窓の寸法や実際に持っていく家具などがどこに配置できるか、またこれから冷蔵庫などを購入される場合、置場の大きさを測っておくなどするとき利用します。
チェックリストには物件に対する条件や希望のほか、持っていく家具の大きさなど書いておきましょう。

物件周囲にも注意を凝らして

物件や物件近くの駅などを見ておくことも必要ですが、下見に行くのならお部屋と一緒にみておいてほしいのが物件の周囲です。
駐車場、ゴミ置場そのほか、そこに暮らす方々が共用で利用できるものがあるのでそこを確認してください。

自分がこれから一人暮らしするかもしれない物件です。
集合住宅に共に暮らしている人たちがどういう人たちなのか?周囲を見るとわかる事があります。
ゴミ置場が清掃されておらず散らかっていたり、ごみ収集の日でもないのにゴミ袋がそのまま置かれていないでしょうか。

駐車場に放置されたままの自転車やバイクなどがないでしょうか。
こうした周囲に目を凝らすことは、その物件に暮らしている方がどういう生活をしている方なのかという事にプラスして、この物件を管理する業者がしっかりしているかどうかの確認にもなります。